2017.2.11

クッション

これまでのブログ記事【ソファのフレーム1】【ソファのフレーム2】【ウェービングテープ】では、ソファの要であるフレーム部分をどのような「素材」と「構造」で作っているのかについてご紹介してきました。

ご紹介した内容を単にまとめると、<ソファーズのフレームには、イタリア製の最高ランクのウェービングテープの張力に耐えられるように無垢材が用いられている> <さらには、フレーム同士の接合に建築用途で使われるサイズのボルトを使用して、より強度を高めている>、つまり、ソファーズのソファの最大の特徴とも言える「極上の座り心地」と「高い耐久性」を実現させるために、普段目にすることのないソファ内部にまでとことんこだわってお作りしている、というお話でした。

しかし、ソファーズがこだわっているのは、もちろんフレームだけではありません。今回は、直接身体が触れる座面や背もたれのクッション部分の「素材」「構造」についてご紹介いたします。

ソファーズの座面・背クッションは「高密度ウレタン」と「スモールフェザー」で構成されています。

ソファの座り心地を大きく左右させるのが、このウレタンとフェザー。ソファーズでは、商品ごとにウレタン密度や大きさ・形、フェザーの配合量等を変えてお作りすることで、そのソファのデザインに最も合う座り心地を再現しています。
商品によって座り心地が全て異なり、その個性に違いはありますが、「高密度ウレタン」と「スモールフェザー」の組み合わせで織りなす「しっとりと滑らか」で「ふわっと包み込まれる」感触は、ソファーズならではの極上の座り心地です。(※オールウレタンのハードタイプからフェザーがたっぷり入ったソフトタイプまで、様々な硬さでご用意しており、お好みの硬さにオーダーしていただくことも可能です。)

クッションの中を見ると、「高密度ウレタン」はブロック状になっており、「スモールフェザー」の入った「フェザーバッグ」がそれを包み込むような構造になっています。座面クッションはもちろんですが、背クッションにも「スモールフェザー」以外に芯となる「高密度ウレタン」が入っているため、中材が極端に寄ってしまうことがなく、型くずれしにくくなっています。さらに「高密度ウレタン」と「スモールフェザー」は別々の袋に入っているので袋の中で異素材同士が分離してしまう心配もありません。

ソファーズでは、フレームだけではなく、座面・背クッションにおいても、長くお使いいただくための構造への工夫や座り心地への妥協しない徹底した素材選びをしています。

次回は、今回ご紹介したクッションに使用している「高密度ウレタン」と「スモールフェザー」について、さらに詳しくご紹介していきましょう。