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座り心地重視のソファで快適な暮らしを


ソファの持つ役割



家族が集まるリビングルームで、ソファは大事な役割を担っています。寝転んで雑誌を読んだり、座ってテレビでスポーツ観戦をしたり、たくさんの人がソファの上では、リラックスすることを求めます。だからこそ、ソファを選ぶ時はよく考えてから買うことが大事です。

まず、重視するものの一つに、見た目があります。スタイリッシュなものにするのか、シックなイメージのものにするのか、北欧風、エスニックなどおしゃれなものがたくさんあります。それ以外にも、色や柄を考える必要があります。ソファは家具の中でもかなり大きく、存在感があるので、自宅のリビングのイメージに合っているか、というのも大事なポイントになります。次に考えるのは、サイズです。家族の人数、リビングの広さなどを考慮しなければなりません。小さすぎると、家族で取り合いになってしまうし、逆に大きすぎても邪魔になります。置き場所によっては、家事の動線を分断してしまうかもしれません。

素材を考えるのも重要です。例えば小さい子どもがいる家庭ならば、汚したり、傷を付けたりすることを前提に素材を選ぶのが無難です。子どもが、ジュースやお茶をこぼすのは珍しいことではありません。本革は水分に弱く、シミになってしまうことことがあります。その点、ファブリック素材のカバーがついたものは、汚れた時に洗うことができるので便利です。しかし、ソファをリラックスするための道具と考えた場合、やはり重視したいのは座り心地です。長時間座って映画を観たり、読書をしても疲れにくいソファが理想的です。



座り心地を左右するもの



座り心地をコントロールするのは、デザインや材質だけではありません。ウレタンの密度や質も重要な要素です。量販店などで売られている安価なソファは、あまり密度の高いウレタンを使っていない可能性があります。なぜなら、高密度のウレタンは値段が高くなるので、ソファの値段に反映してしまうからです。しかし、高密度のウレタンは、耐久性にも優れていて、すぐにへたってしまうようなこともありません。長く愛用するためには、やはりある程度の値段は出すことになります。

ソファの座面は、ウレタンだけで作られているわけではありません。体重を衝撃吸収材で支えるためにSバネやコイルスプリング、ウェービングテープなどが使われています。それぞれメリットもデメリットもあるので一概にこの中でどれが一番とは決められません。銅線をS字に曲げて、その弾力で体重を支えるSバネは柔らかい座り心地が特徴です。低コストのため、よく使用されています。コイルスプリングは、上下の動きに対する反発力があるので、逆に横方向に揺れやすくなっています。ウェービングテープとは特殊な幅の広いテープのことです。引っ張りながら縦横に組み合わせ、体重を支えます。沈み込む感じが特徴で、座り心地はソフトです。

座るよりも、横になったりしてくつろぐことが多い人には、奥行きがあるタイプがおすすめです。なぜなら寝転がった時に奥行きが狭いと窮屈に感じることがあり、寝心地に影響します。逆に、座って本を読んだり、手芸や編み物などの手作業をしたりする人は、奥行きがあり、背もたれまでの距離が長いと、座りにくく感じるかもしれません。ローテーブルの上に置かれたお茶を取る時も背中が丸まるため、腰に負担がかかってしまうこともあります。

座面の横幅も座り心地に影響します。一般的に、横幅が広い方が座り心地はいいと考えられます。なぜならソファには自分一人で座るとは限らないからです。子どもやペットと一緒に座ったり、読みかけの雑誌を置いたりすることを考えると、座面は広いに越したことはありません。

背面の高さも重要なポイントです。背面の高いハイバックソファの場合、背中全体でもたれかかることができるので、体重が分散し、どこか1カ所だけに負担がかかるようなことも、ありません。首まで支えてくれるタイプなら、首が凝ったり、痛くなったりすることも少なくて済みます。ただしハイバックは、部屋を狭く見せてしまうこともあります。リビングがあまり広くない場合は圧迫感があるかもしれません。



お気に入りのソファのある毎日を



ソファを選ぶ時は、大きさや素材、デザインなどがポイントになります。どれも大切なことなので、優先順位をつけるのはなかなか難しいことです。インテリアとしての側面だけを重視すると座り心地に不満が出てきて、いつの間にか、雑誌やカバンを置くスペースになってしまうこともあります。

そんな時は、ソファの持つ役割を考えてみるのも一つの方法です。毎日の暮らしを快適にするためのものだとすると、やはり座り心地を重視することは大事なことです。自分の暮らしにあった快適なものを、たくさんの中から選ぶことは簡単ではありません。しかし、すぐに買い替えるものではないので、購入する際は自分の要望に応じて気を付けて選ぶことも大切です。