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ソファの素材や専門店での選び方

ソファの歴史と専門店の誕生


ソファとは家具の一種で、椅子の中でも後ろに背もたれがついたり、左右にひじ掛けがあったりするものを指す傾向にあります。また、座面や背面にやわらかい素材が使われているのも特徴の一つです。
このような形状のものが生まれたのは18世紀ごろであり、発祥地はフランスだと言われています。長椅子にひじ掛けがついていて、座るところや背面、そしてひじ掛けに詰め物が入れられているものが出てきたのです。装飾や大きさ、軽さなどに時代を反映させながら、少しずつ今のような形に変化していきました。最初の頃は革張りのものが主流でしたが、後にさまざまな素材のものも生まれることになります。特に多様性が出てきたのは1920年から1930年頃以降とされています。
ソファはカウチやカナペなど、形状や地域によって名前を変えます。セッティやチェスターフィールドと呼ばれることもあります。同じ国の中でも複数の呼び名が使われることがあるほどです。これほど名前が分かれるのは、それだけ多くの地域で使われており、形状や用途がさまざまであることも要因となっています。形も使い方も自由度の高いものですから、そこに素材やデザイン、クッションへのこだわりなどを加えると出来上がるものは無限大です。そのため現代ではたくさんのソファ専門店が生まれています。専門化することによって、求める人に合わせてさまざまな希望をかなえられるようになったのです。

ソファの素材と寿命


専門店で選ぶ場合は特に、ソファには寿命があると説明されることがあります。寿命を知っておくことは購入の際にとても重要になるからです。寿命はまず素材によって変わります。目につきやすいのは外側の素材ですが、こちらは主に本革と合皮、布などに分けることができます。一般的には本革が一番長持ちする素材だとされており、10年以上使用できる物が多く、年を重ねるごとに味が出ます。ただし丁寧に使った場合であり、風合いを保つためにはある程度の手入れが必要なのが本革の難点でもあります。水に弱く、直射日光など熱にも強くはありません。ほこりや汚れは固く絞った布などでこまめにふき取り、時には油分を補給する必要もあります。
この弱点を一部補っているのが合皮です。合皮は水に強く、水や中性洗剤を使ってしっかりと汚れを落とすことができます。ただ、直射日光に弱いのは同じで、できれば避けた方がいいでしょう。本革とは違って年を重ねることで劣化が進み、5年から7年で寿命を迎えるものが多くなっています。
一般的に一番リーズナブルなのが布素材のものですが、寿命の幅が広くなっています。他に比べて破れやすいという欠点はありますが、それを避けることができれば、汚れはするものの寿命は比較的長くなっています。人によって汚れを許容できるかといったことや破ってしまわないかといったことで、選択が分かれてきます。カバーを外せるタイプであればこまめに洗濯したり、カバーごと取り換えたりすることも可能です。8年から10年程度が寿命の目安ですが、もっと長く使う人もいます。
外側だけで見るとこの寿命ですが、内部の素材や構造によっても寿命は代わってきます。内部がしっかりしているのであれば、外側だけを張り替えて使うことも可能です。しかし、ソファは中身の見えない家具ですから、見た目で判断することは難しくなっています。購入する際はどの程度長持ちするのかを確認し、使われている素材や構造などをよくチェックして、へたれず長持ちするソファであるかを見極める必要があります。専門店であれば寿命を尋ねると答えてくれることが多いので、しっかりと答えてくれるお店を選ぶと安心できるでしょう。

専門点でのソファの選び方


素材や金額に加えてデザインもさまざまですから、ソファの選び方は人によって異なります。専門店には専門知識を持ったスタッフが在籍しているので、相談しながら選ぶことも重要です。大まかな選び方のポイントには次のようなものがあります。
まずは大きさや形状です。ソファは一人掛けのものから数人が座れるものまで色々なタイプがあります。何人座るのか、コーナーはあるのか、どこに置くのかなど、使用目的をしっかり考えた上で相談をします。次に素材は重要です。家庭によってはペットがいたり小さい子が触ったりすることもあるので、お手入れしやすいものの方が便利な場合があります。座り心地も重要視しておきたいポイントです。手触りはもちろんですが、内部構造によって柔らかさや弾力が異なりますし、体への負担も変わってきます。専門店では気に入った構造のもので他のデザインのものも見せてもらうことができます。
また、幅の広いソファについては、均一な弾力を保っているかということも確認が必要です。クッションの厚みも製品によって違います。高価な買い物になる場合もありますから、内部までメンテナンスができるのかといったことを重要視する人もいます。修理を請け負ってくれるのか、クッションの交換はできるのかといったアフターメンテナンスも購入の際のポイントになります。
専門店によってはオーダーが行われているところもあります。デザインを既存のものから選んで内部を自分の好みにカスタマイズしたり、サイズを変更したり、あるいは手入れしやすいように撥水加工をしたりということも人気を集めています。購入する際には専門知識を持つ相手によく相談をして、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。