06. フェザーバッグ


「フェザーバッグ」とはクッションのカバーを空けると中に入っている白い袋状のモノで、その中身は「フェザー」と「ウレタン」になります。フェザーバッグのファスナーを開けるとその中にウレタンが入っており、ウレタンがへたった場合など容易に交換ができるような作りになっています。(機種によってはフェザーが入っていない、またはウレタンが入っていないクッションの仕様となっている機種もあります)


ソファーズのソファで使用するフェザーは、最高品質として名高い「ハンガリー産マザーグースのスモールフェザー」を標準仕様としており、フェザーバッグ一つ一つにその産地を示すタグが付けられています。一般的なソファでは低品質な中国産のスモールフェザーが使われることが多いようですが、最高品質のハンガリー産100%なので安心かつ素晴らしい復元力で、快適な座り心地を実現しています。


このフェザーバッグは、ハンガリーから輸入したフェザーを台湾の工場に入れて洗浄し、専用生地で縫製されたバッグにフェザーを充填した段階で日本へ入れています。ソファーズの場合、クッションのサイズや形、フェザーの充填量などが機種によってそれぞれ異なるため、凄いバリエーション数のバッグが存在することになるそうです。また、フェザーバッグは工場内や近隣倉庫でかなりの量をストックしているそうです。


倉庫にずっとストックしてたらカビとか湿気とか大丈夫なのかな?と思いましたが、湿気が溜まりにくい上層フロアでの保管環境であったり、出荷前には受注があった機種のソファーバッグ一式を倉庫から乾燥室へ移動させ、およそ1週間ほど掛けてしっかりと中身を乾燥させているなど諸々対策はなされており、そのあたりの心配は無用でした。


こちらはフェザーの充填機。通常は台湾で行っている作業のはずですが、特注ソファの場合はフェザーバッグも特注になる場合があるので、バッグの縫製から充填まで工場内でも製作できる環境は整えてあるとのことでした。ですのでクッションのメンテナンスの依頼があった場合もすぐに対応できるそうです。


充填されていたフェザーの箱を覗いてみるとこんな感じ。


こちらがスモールフェザーです。


こちらはダウン。フェザーバッグの中には、スモールフェザーが97%の割合で入っているのに加え、ダウンも3%の割合で入れられています。


フェザーバッグの作業工程としては通常は国内では「乾燥」だけして、最終工程の「検品・出荷」の作業場へ持ち込まれることになります。